ごあいさつ

沖縄県看護連盟会長  下地 孝子

 「届けよう看護の声を! 私たちの未来へ」

 令和6年度がスタートして早くも若夏の季節となりました。会員の皆様には健やかにお過ごしのことと存じます。新型コロナウィルス感染症が5類に移行し1年が経ちました。まだまだ収束をみない状況ではありますが、私たちの暮らしや営みもかつての賑わいを取り戻しつつあります。
 令和6年の診療報酬改定では、看護職、看護補助者を含めた医療関係職種の処遇改善「ベースアップ評価料」が新設されました。看護連盟と看護協会そして看護職国会議員が連携して活動してきた成果だと考えています。これを追い風として、それぞれの職場で看護職の処遇改善がなされ、働きやすい職場環境となることを願ってやみません。
 人口減少と高齢化の進展を踏まえ、DXの活用や柔軟な働き方改革が推進される中、地域の看護師不足や夜勤の問題等々、課題は山積みです。引き続き看護協会と看護連盟が連携し看護職国会議員に現場の声を届けることで、看護職が報われる職場環境づくりに力を合わせて取り組んでいきましょう。「看護政策」実現には、看護連盟の活動が重要です。引き続き会員の皆様のご支援とご協力を賜りますようよろしくお願いいたします。