沖縄県看護連盟 会長
福原 美恵子

 毎日暑い日が続き、本格的な夏の到来となりましたが、皆さまにはお変わりなくお過ごしの事と思います。新型コロナウイルス感染症発症から早3年余となりました。 去る5月8日から2類から5類に移行されましたが、類型は変わっても医療現場は今後も 予断を許さない状況が続いております。 最前線で患者さんに寄り添い、日々看護を提供されている看護職の皆さんに敬意を表し感謝申し上げます。

 さて、4月から入職された看護職の皆さん、新しい環境は如何でしょうか。 「患者さんに寄り添い、良い看護をしたい」と夢と希望を抱き、入職された事と思います。しかし、看護の現場には改善すべき多くの問題もたくさんあります。 自助努力は大切ですが、政治の力も不可欠です。看護連盟役員は今後も施設訪問を継続して、皆さんの「現場の声」を看護職代表議員に届けたいと思います。この度のコロナ禍における看護職の働きは、社会からも評価されましたが、看護職代表議員の働きかけも大きく影響し、処遇改善がなされたのです。

また、長年の念願であった国家公務員医療職俸給表(三)も改訂されました。このことが各医療機関にも早く、波及する事を期待しております。 看護職が長く働き続けられる職場になるためにも、お一人おひとりの声を国政に届けましょう。人生100年時代をめざして!